1.1 はじめに
統計的因果推論
因果関係*1を推測する方法のこと。
統計的因果探索
統計的因果推論の技術のひとつで、因果関係の大きさを予測する機械学習といえる。他にどんなのがあるのか?
1.2 因果探索における最大の困難:擬似相関
観測変数
未観測変数
因果グラフ
ノードとエッジからなるグラフで、エッジは矢印で方向性がある。矢印の始点にあるノードが原因で、終点にあるノードは結果である。因果グラフは、定性的な因果関係を表すもので、「因果効果の大きさがどのくらいか」という定量的な情報は含まない。
共通原因
未観測共通原因
擬似相関 spurious correlation
1.3 擬似相関の数値列
データ生成過程
データ、つまり変数の「値」が実際にどう決まってくるのかを表す手順のこと。数式で表せる。
誤差変数
ある結果を説明する原因は因果グラフにノードとして明示的に描かれる。一方で、明示されていない原因を誤差変数としてまとめる。